【第68回】右太もも裏の違和感の正体は「軽い肉離れ」でした|50代ランナーが学んだ“休む勇気”の大切さ

処方された湿布薬と漢方薬の画像 ❤️‍🩹 ケガと回復・健康管理
処方された湿布薬と漢方薬の画像

こんにちは、ランナーのワタランです。

先日出場した瀬谷区マラソンを終え、ようやくひと区切りつきました。レース自体は何とか走り切ることができましたが、ずっと気になっていた右太もも裏の違和感。このまま放置していいのかという不安があり、昨年腰を診てもらった整形外科を再受診してきました。

結論からお伝えすると、診断は「軽い肉離れ(ハムストリングの軽度損傷)」。そして医師からは3週間のランニング禁止を言い渡されました。

今回は、発症から診断までの経緯、医師からの説明、そして50代ランナーとして痛感した教訓をまとめます。同じように「違和感はあるけど走れてしまう」という状態の方の参考になれば幸いです。


■ 発症のきっかけはスピード練習|旭ズーラシア駅伝前の違和感

事の始まりは、旭ズーラシア駅伝に向けてスピードと強度を上げた練習をしていたときでした。

本番1週間前の練習中、ふと右太もも裏に異変を感じました。

「あれっ?なんか右太もも裏が変だぞ」

距離はそれほど走っていないのに、攣(つ)りそうな感覚。とはいえ、ゆっくりなら走れる状態だったため、当時はそこまで深刻に受け止めていませんでした。

旭ズーラシア駅伝本番については、【第66回】旭ズーラシア駅伝2026の結果報告|本末転倒だった1週間前の調整でも詳しく書きましたが、今振り返ると、あの時点で完全に黄色信号が出ていたのだと思います。

本番週の平日に調整ランをした際、少し走っただけで張りが強くなり、明らかに異常を感じました。何とか5kmを歩いたり走ったりして帰宅。そこから2日休んで駅伝本番へ。

当日もやはり同じ症状が出現しましたが、駅伝なので途中で止まるわけにはいきません。ペースを落としながら何とか襷をつなぎました。

今思えば、「責任感」と「無理」の境界線を見誤っていたのかもしれません。


■ 「走れるから大丈夫」は大きな間違いだった

駅伝後、1週間休養。その後、様子を見ながらランを再開しました。

「行けそうならハーフまで」

そんな軽い気持ちで距離を延ばしたところ、痛みはそこまで強くならず、結果的にハーフを走ってしまいました。しかし、その代償として右太もも裏の張りは慢性化。明らかに回復が遅れている感覚がありました。

さらに10日間休養し、瀬谷区マラソン3日前に状態確認のため走ると、やはり違和感が残っていました。

瀬谷区マラソン当日の詳細は、【第67回】瀬谷区マラソン大会5km出場レポ|右ハムストリング不安の中で完走した23分53秒に書きましたが、2km過ぎで再び張りと攣りそうな感覚が出現。そこからはペースを落とし、「今出せる安全圏のスピード」で何とかゴールしました。

普段の仕事や日常生活、自転車通勤には支障はありません。ゆっくり走る分には問題ない。だからこそ「大丈夫だろう」と思い込んでいました。

しかし、それは完全に自己判断の甘さでした。


■ 整形外科での診断|軽い肉離れと3週間の安静

瀬谷区マラソン後、整形外科を受診。触診の結果、医師からはこう告げられました。

「軽い肉離れですね。3週間は走らないでください。」

さらに、次のような説明がありました。

  • 旭ズーラシア駅伝1週間前の違和感が出た時点で中止すべきだった
  • 軽度だから“走れていただけ”
  • 走り続けることで治癒が遅れている可能性が高い

まさに図星でした。

処方は湿布と、漢方薬「芍薬甘草湯」。偶然にも、以前から脚攣り対策として服用していたものと同じ薬でした。

医師からは「今はとにかく炎症を落ち着かせること。完全に痛みが消えてから段階的に復帰することが大切」と説明を受けました。


■ フルマラソン出場を断念した理由

実は、瀬谷区マラソン後、2月末〜3月末にフルマラソン出場を検討していました。草野球シーズンが始まる前に一度走っておきたかったのです。

しかし3週間の完全休養となると、十分な走り込みはできません。無理に出場すれば再発のリスクが高くなります。

悩んだ末、今回は見送る決断をしました。

正直、かなり悔しいです。ただ、ここで無理をして長期離脱になれば本末転倒。幸い草野球シーズンまでは1か月以上あるため、そこには間に合いそうです。


■ 50代ランナーとして痛感した3つの教訓

① 「走れる」は「治っている」ではない

軽度の肉離れは、ある程度走れてしまいます。だからこそ厄介です。痛みが我慢できるレベルだと、「問題ない」と錯覚してしまいます。

② 違和感は身体からの重要なサイン

最初の「あれ?」の時点で止める勇気が必要でした。違和感は警告です。放置すれば確実に悪化します。

③ 年齢を受け入れることも大切

50代になると回復力は確実に変化します。若い頃の感覚で「数日休めば治る」と考えるのは危険でした。


■ “回復もトレーニング”という考え方

今回の3週間は、自分の身体と向き合う時間だと前向きに捉えています。

  • ストレッチと柔軟性の向上
  • 体幹トレーニング
  • フォームの見直し
  • 睡眠と栄養管理の徹底

走らない時間も、長いランナー人生の中では必要なプロセス。無理をせず、確実に回復させることが最優先です。


■ まとめ|休む勇気もランナーの実力

今回の経験で学んだのは、「休むことも技術の一部」だということです。

違和感を覚えたら自己判断せず、早めに医療機関へ。特に50代以降は、回復を甘く見ないことが重要です。

この期間をしっかり乗り越え、また元気に走れる日を目指します。

同世代ランナーの皆さん、「走れるから大丈夫」と思わず、ぜひ身体の声を大切にしてください。

また復活報告ができるよう、今は治療に専念します。


※本記事は筆者の実体験および医師の診断に基づいて記載しています。症状や治療内容には個人差があります。痛みや違和感がある場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

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