こんにちは!ランナーのワタランです。
このブログも気づけば30回目。ここまで続けてこられたのは、読んでくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
節目となる今回は、タイムや練習メニューの話ではなく、僕が走り続ける中で少しずつ見えてきた「ランニングに対する考え方」、いわば僕なりのランニング哲学についてお話ししたいと思います。
走り始めは「再現性の高いスポーツ」だと思っていた
ランニングを始めた頃、僕はこう考えていました。
「走るだけなら、再現性の高いスポーツだ」と。
野球やサッカーのように相手がいるわけでもない。複雑なルールもない。ただ決められた距離を、自分の力で走るだけ。
同じコースを、同じペースで走れば、同じような結果が出るはず。努力は裏切らない。そう信じていました。
実際、走り始めた頃の気持ちは、【第24回】走る理由、改めて考えてみた。なぜ今も走ってるのか?でも振り返っていますが、当時はとにかく「やればできる」という前向きな思いが原動力でした。
でも、現実は思っていたよりもずっと奥が深かったのです。
同じように走っても、毎日がまったく違う
走り続けるうちに気づきました。
ランニングは、決して単純ではないということに。
同じコース、同じ時間帯、同じシューズ。ペースもほぼ同じ。それでも、体の反応は毎回違います。
- 前日の睡眠時間
- 食事の内容
- 仕事の疲労やストレス
- 気温や湿度
- わずかな筋肉の張りや違和感
こうした要素が、微妙に、でも確実に影響してきます。
特にロング走では顕著です。前半は余裕があるのに、20km手前で急に脚が重くなる。呼吸が乱れ、フォームが崩れる。
その瞬間、僕はいつも自分に問いかけます。
「今日は、どこまでいける?」
それはまるで、自分の体と静かに対話しているような感覚です。
走る前から“対話”は始まっている
今では、ランニングは「走っている時間」だけのものではないと感じています。
シューズを履く前から、すでに対話は始まっています。
- 今日は本当に走れるコンディションか?
- 脚や膝に違和感はないか?
- 今日は攻める日か、それとも回復優先の日か?
以前は「とりあえず予定通り走る」ことを優先していました。
でも50代になり、無理をすればすぐに故障につながると学びました。だからこそ、体の声に耳を傾けることが何より大切だと感じています。
そして走り出してからも、チェックは続きます。
- 呼吸は安定しているか?
- フォームは崩れていないか?
- 肩や腕に余計な力が入っていないか?
- ペースは今の自分に合っているか?
「ただ走る」から、「考えながら走る」へ。
この変化こそが、僕にとって大きな転機でした。
正解のないスポーツだからこそ、面白い
ランニングには、絶対的な正解がありません。
ある人に合う練習法が、別の人には合わないこともある。流行りのシューズやサプリメントも、自分にフィットするとは限らない。
僕にとっての答えは、「今日の自分と向き合いながら走ること」です。
どうすればラクに走れるのか。
どうすれば脚が攣らないのか。
どんな補給が合っているのか。
どんな睡眠が翌日のパフォーマンスに影響するのか。
まるで「自分専用の取扱説明書」を、毎回少しずつ書き足していくような感覚です。
そしてその積み重ねが、やがて大きな学びになります。
実際、これまで走り続けてきた中で感じたことは、【第60回記念】50代会社員ランナーが走り続けて分かったことベスト5にもまとめています。
あの記事を書いたとき、「ああ、自分はこんなにも走ることで学んできたんだ」と改めて実感しました。
走ることで、自分を知っていく
ランニングは、記録を競うスポーツでもあります。
サブ4を目指す。自己ベストを更新する。大会で完走する。どれも素晴らしい目標です。
でも僕にとっては、それ以上に「自分を知る時間」という意味が大きくなっています。
同じように走っても、同じ結果にならない。
思い通りにいかない日がある。
調子が良い日もあれば、どうにも重たい日もある。
だからこそ、面白い。
その揺らぎを受け入れながら、「今日はこんな自分なんだな」と認めること。それができるようになったのは、ランニングのおかげです。
50代という年代だからこそ、無理をせず、でもあきらめない。そのバランスを探し続けること自体が、僕のランニング哲学なのかもしれません。
まとめ:走ることは、自分との静かな会話
ランニングとは、自分との対話。
速く走れた日も、思うようにいかなかった日も、すべてがヒントになります。
走ることで、自分の弱さも強さも見えてくる。
そして少しずつ、「自分という人間」を理解していく。
これからも僕は、派手さはなくても、一歩一歩積み重ねていきたいと思います。
気張らず、でも真剣に。
タイムだけにとらわれず、自分と向き合いながら。
あなたにとって、走ることはどんな時間ですか?
もし最近少し迷っているなら、今日はゆっくりジョグでも構いません。
その一歩が、また新しい気づきを運んでくれるはずです。
※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。
すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。


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