【第30回】走ることは“自分との対話”──僕なりのランニング哲学

ランニング哲学をイメージした画像 🏃‍♂️ サブ4挑戦記

こんにちは!ランナーのワタランです。

このブログも気づけば30回目。ここまで続けてこられたのは、読んでくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

節目となる今回は、タイムや練習メニューの話ではなく、僕が走り続ける中で少しずつ見えてきた「ランニングに対する考え方」、いわば僕なりのランニング哲学についてお話ししたいと思います。


走り始めは「再現性の高いスポーツ」だと思っていた

ランニングを始めた頃、僕はこう考えていました。

「走るだけなら、再現性の高いスポーツだ」と。

野球やサッカーのように相手がいるわけでもない。複雑なルールもない。ただ決められた距離を、自分の力で走るだけ。

同じコースを、同じペースで走れば、同じような結果が出るはず。努力は裏切らない。そう信じていました。

実際、走り始めた頃の気持ちは、【第24回】走る理由、改めて考えてみた。なぜ今も走ってるのか?でも振り返っていますが、当時はとにかく「やればできる」という前向きな思いが原動力でした。

でも、現実は思っていたよりもずっと奥が深かったのです。


同じように走っても、毎日がまったく違う

走り続けるうちに気づきました。

ランニングは、決して単純ではないということに。

同じコース、同じ時間帯、同じシューズ。ペースもほぼ同じ。それでも、体の反応は毎回違います。

  • 前日の睡眠時間
  • 食事の内容
  • 仕事の疲労やストレス
  • 気温や湿度
  • わずかな筋肉の張りや違和感

こうした要素が、微妙に、でも確実に影響してきます。

特にロング走では顕著です。前半は余裕があるのに、20km手前で急に脚が重くなる。呼吸が乱れ、フォームが崩れる。

その瞬間、僕はいつも自分に問いかけます。

「今日は、どこまでいける?」

それはまるで、自分の体と静かに対話しているような感覚です。


走る前から“対話”は始まっている

今では、ランニングは「走っている時間」だけのものではないと感じています。

シューズを履く前から、すでに対話は始まっています。

  • 今日は本当に走れるコンディションか?
  • 脚や膝に違和感はないか?
  • 今日は攻める日か、それとも回復優先の日か?

以前は「とりあえず予定通り走る」ことを優先していました。

でも50代になり、無理をすればすぐに故障につながると学びました。だからこそ、体の声に耳を傾けることが何より大切だと感じています。

そして走り出してからも、チェックは続きます。

  • 呼吸は安定しているか?
  • フォームは崩れていないか?
  • 肩や腕に余計な力が入っていないか?
  • ペースは今の自分に合っているか?

「ただ走る」から、「考えながら走る」へ。

この変化こそが、僕にとって大きな転機でした。


正解のないスポーツだからこそ、面白い

ランニングには、絶対的な正解がありません。

ある人に合う練習法が、別の人には合わないこともある。流行りのシューズやサプリメントも、自分にフィットするとは限らない。

僕にとっての答えは、「今日の自分と向き合いながら走ること」です。

どうすればラクに走れるのか。
どうすれば脚が攣らないのか。
どんな補給が合っているのか。
どんな睡眠が翌日のパフォーマンスに影響するのか。

まるで「自分専用の取扱説明書」を、毎回少しずつ書き足していくような感覚です。

そしてその積み重ねが、やがて大きな学びになります。

実際、これまで走り続けてきた中で感じたことは、【第60回記念】50代会社員ランナーが走り続けて分かったことベスト5にもまとめています。

あの記事を書いたとき、「ああ、自分はこんなにも走ることで学んできたんだ」と改めて実感しました。


走ることで、自分を知っていく

ランニングは、記録を競うスポーツでもあります。

サブ4を目指す。自己ベストを更新する。大会で完走する。どれも素晴らしい目標です。

でも僕にとっては、それ以上に「自分を知る時間」という意味が大きくなっています。

同じように走っても、同じ結果にならない。
思い通りにいかない日がある。
調子が良い日もあれば、どうにも重たい日もある。

だからこそ、面白い。

その揺らぎを受け入れながら、「今日はこんな自分なんだな」と認めること。それができるようになったのは、ランニングのおかげです。

50代という年代だからこそ、無理をせず、でもあきらめない。そのバランスを探し続けること自体が、僕のランニング哲学なのかもしれません。


まとめ:走ることは、自分との静かな会話

ランニングとは、自分との対話。

速く走れた日も、思うようにいかなかった日も、すべてがヒントになります。

走ることで、自分の弱さも強さも見えてくる。
そして少しずつ、「自分という人間」を理解していく。

これからも僕は、派手さはなくても、一歩一歩積み重ねていきたいと思います。

気張らず、でも真剣に。
タイムだけにとらわれず、自分と向き合いながら。

あなたにとって、走ることはどんな時間ですか?

もし最近少し迷っているなら、今日はゆっくりジョグでも構いません。
その一歩が、また新しい気づきを運んでくれるはずです。


※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva によって作成されたものを含みます。
すべて商用利用・ブログ掲載が可能な範囲で作成・使用しています。

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