夏休み15km+10kmのリカバリーランと猛暑との戦いでつかんだサブ4ペース感
こんにちは、ワタランです。先日のハーフは、先月の体調不良の影響もあって走りが噛み合わず。「このままでは終われない」と夏休みを活かし、15km+10kmのセットで感覚を取り戻すことに。結果、日陰を活かしたコース選びと補給の工夫で、サブ4ペース(目安:1kmあたり約5分41秒)の感触を再確認できました。
ハーフ後の立て直し:15kmは「日陰×涼しさ」を味方に
本来は10kmで切り上げるつもりが、午前の気温が30℃に届かない見込みだったので5km延長して2027年国際園芸博覧会予定地を巡る15kmへ。工事区画の外周は背の高い仮囲いが続き、午前の直射を遮るおかげで壁沿いに長い日陰が形成。ここを淡々と刻むとリズムが整い、キロ5:40前後まで自然に上がりました。サブ4の基準ペースとほぼ一致しており、「脚さえ回れば行ける」感覚が戻ったのがこの日の最大の収穫です。
小ワザ:夏は「影の帯」を探す
高い塀・防音壁・並木の東側など、午前は西面に影が伸びやすい時間帯。ルート上で連続する日陰が確保できると体感温度が大きく変わります(熱対策の基本は、直射回避と水分補給)。

中1日の10kmは撃沈…30℃超でペース維持できず
中1日で再び午前ラン。ところがこの日は30℃超になり、5kmでバテ感が急上昇。信号待ちのたびに脚が重くなり、7kmすぎからは歩きを混ぜて公園で小休止。凍らせたペットボトル1本で何とかつないだものの、完走はギリギリでした。気温と湿度が高い日は、同じ努力量でもペースが落ちるのが当たり前。むしろ身を守るブレーキが働いたと捉えるべきと痛感。
暑熱時の「安全優先」チェック
- 喉が渇く前からこまめに飲む(スタート時点で十分に水分を満たしておく)。
- 体調・気温・湿度を見て目標ペースを下方修正(温湿度合算で余裕配分)。
- 直射は避け、早朝や日陰ルートを選択。兆候(めまい、吐き気、悪寒など)を感じたら即撤退。
装備と補給:凍ペット×ゼリーで「冷やし続ける」
両日とも凍らせたペットボトルを携帯。持つ手・首筋・こめかみを冷やしつつ、溶けた分を補給。冷感と水分を両立でき、短時間のランには有効でした。熱順化が進むと暑さ耐性は向上するものの、段階的な慣らしが鉄則。焦らず負荷を上げていきます。
数字で振り返る:夏休みブロックで60km
今年の夏休みは長く取れたため、2日に1度のリズムで合計60kmを走破。普段は月50kmに届かないこともある中で、量×質の手応えが得られました。特に「涼しい日陰の15kmで掴んだキロ5:40」と「猛暑10kmでの撤退判断」の両面が、次の一手を具体化してくれました。
サブ4へ:次の2か月の打ち手
- ペース固定走(E〜M):涼しい時間帯に5:40〜5:50/kmで40〜60分を週1回。サブ4感覚を身体に再学習。
- ロング(90〜120分):影ルート+水場確認。前半ゆっくり、後半ビルドで心拍を乱さず持久力補強。
- 暑熱対応:段階的な暑熱順化を継続。高温・高湿日は迷わず強度を落とすか屋内へ。
- 補給・冷却のテンプレ化:凍ペット+ゼリーの携行を定型化。スタート前からこまめに飲む習慣を。
まとめ:影を拾い、欲張らず、積み上げる
15kmで取り戻したサブ4ペース感、10kmで思い知った暑さの壁。どちらも確かな経験値です。これからの2か月は、影を選び、補給を徹底し、気温に合わせて欲張らない。その積み重ねが、42.195kmでの4時間切りに近づく最短ルートだと信じて、またコツコツ走っていきます。
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