【第27回】脛がズキズキ…走り始めに起きた“あの痛み”の話

膝の痛みの画像 ランニングトラブル・ケア

こんにちは!ワタランです。

今回は少し昔の話になりますが、ランニングを始めたばかりの頃に経験した「脛の痛み」について書いてみようと思います。

同じように走り始めた方の中には、「なんだか脛の内側がズキズキする…」という経験をされた方もいるかもしれません。

いわゆる「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」と呼ばれる症状。僕にとっても、ランニング生活の最初の大きな壁でした。

きっかけは地元マラソン大会への挑戦

当時はとにかく時間があれば3〜5kmくらいの距離をコツコツ走っていました。

きっかけは、1月下旬に開催される地元の5kmマラソン大会に出ようと決めたこと。

「よし、少しでも速くなろう」と思って練習のペースも徐々に上がり、走る頻度も増えていきました。

異変は突然やってきた

ある日、友人にフットサルに誘われてコートを走っていたときのこと。

いつも通り体を動かしていたのに、急に脛の内側にズキッと痛みを感じました。

最初は軽い違和感程度だったものの、日常生活でもズキズキと痛みが残るように。

「これはまずい」と思い、整形外科を受診したところ、なんと「骨にひびがある」と言われてしまいました。

安静に…とは言っても仕事がハードすぎた

当時は飲料のルートセールスをしていて、重たいペットボトルを持ちながら階段を何度も上り下り。

完全な安静は正直、無理でしたが、ランニングだけはしばらく控えるようにしました。

「せっかく走る習慣がついたのに…」と悔しさもありましたが、ここはガマンの時期でした。

対策として見直したこと

いろいろ調べた結果、僕が見直したのは「走る環境とシューズ」でした。

  • アスファルトの硬さを意識して、なるべくクッションの良い道を選ぶ
  • シューズをクッション性の高いものに買い替え
  • さらにインソールも衝撃吸収タイプに変更

こうした小さな工夫を積み重ねるうちに、少しずつですが、痛みが和らいでいきました。

今でもたまに痛むけど…強くなってきた実感

今でも長距離を続けて走ったあとなど、軽く違和感を感じることはあります。

でも、あの頃に比べれば明らかに耐性がついていて、筋肉も少しずつ強くなっているような感覚があります。

走りすぎた日はケアをしながら、「また次も走れるように整える」という意識で向き合っています。

まとめ:初期の痛みも、経験値に変わる

シンスプリントって、走り始めた人がぶつかりやすい“あるある”かもしれません。

でも、そこで無理をせず、ちゃんと原因と向き合えば、その痛みすら経験値になります。

僕はあの痛みのおかげで、「走る道・シューズ・ケア」の大切さを学びました。

同じような痛みに悩んでいる方がいたら、無理せず、でも走ることを諦めず、
自分に合うスタイルを探してみてくださいね。

これから走るなら、最初に選びたい“脛にやさしい”シューズとインソール

もし、今からランニングを始めるとしたら──

僕が最初に欲しいと思うのは、「脚に負担をかけない安心感のある装備」です。

特に初心者の頃に悩まされやすい、脛の内側の痛み(シンスプリント)を防ぐには、クッション性とサポート力が大事。

👟 ASICS GEL-CUMULUS 26(アシックス)

アシックスのGEL-CUMULUSシリーズは、クッション性と安定性のバランスが良く、「とりあえず安心して走れる1足」として評判のモデルです。

特に26代目は軽量性もアップし、初心者の足に優しい設計になっているとのこと。

僕自身、走り始めたばかりの頃にこのシューズを履いていたら、もっと楽に走れたんじゃないかなと思っています。

🦶 BMZ カルパワースマートスポーツ

シューズと一緒に気になるのが、インソールの存在。

このBMZのカルパワースマートスポーツは、足の骨格アーチを正しく支えてくれるタイプで、走行中の衝撃を分散してくれるとのこと。

当時の僕のように、アスファルトをよく走る方や、脛の内側に違和感を覚えた経験がある方には、こういうサポート系インソールを最初から使うのが安心だと思います。

これからランニングを始める方へ。
脚の負担を減らして、楽しく長く走り続けるためにも、こうした装備を最初に用意するのはアリだと思います。

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