【第68回】太もも裏の痛みは肉離れのサイン?初期症状と見極め方|50代ランナー実体験

こんにちは、ワタランです。

「太もも裏に違和感があるけど、これって放置して大丈夫?」 「走れているから問題ないと思うけど、本当に休むべき?」

50代でランニングを続けていると、こうした“微妙な違和感”に悩むことがありますよね。

私自身も今回、右太もも裏に軽い張りと違和感を感じながら、 「まだ走れるから大丈夫だろう」 と判断し、そのまま練習を続けてしまいました。

しかし結果は、軽度の肉離れ(ハムストリング損傷)。 整形外科では「3週間ランニング禁止」と診断されました。

特に50代ランナーは、若い頃の感覚で無理をすると回復が長引きやすく、再発リスクも高くなります。

この記事では、実体験をもとに、

  • 肉離れの初期症状
  • 「走れてしまう状態」の危険性
  • 受診すべきタイミング
  • 50代ランナーが気を付けたいポイント

を分かりやすくまとめました。

同じように「少し違和感があるけど走れてしまう」という方の参考になれば嬉しいです。

発症のきっかけ|駅伝前のスピード練習だった

きっかけは、旭ズーラシア駅伝に向けたスピード練習でした。

本番1週間前、ペースを上げた瞬間に右太もも裏へ違和感が走りました。

「あれ?なんか変だな…」

そんな感覚でした。

ただ、この時点では強い痛みはありません。

  • 歩ける
  • ジョグも可能
  • 少し張る程度

だったため、「軽い疲労だろう」と考えてしまいました。

今振り返ると、この時点で完全に身体は危険信号を出していたと思います。

駅伝前の調整については、 【第66回】駅伝前の調整方法|1週間前にやるべき練習とNG行動 でも詳しく書いています。

肉離れの初期症状|見逃しやすい3つのサイン

肉離れというと、

  • 突然激痛が走る
  • 歩けなくなる
  • 完全に動けなくなる

というイメージを持つ方が多いと思います。

しかし実際には、軽度の肉離れは非常に分かりにくいです。

今回の経験から感じた「見逃しやすい初期症状」は次の3つでした。

① 攣りそうな違和感がある

最初は“痛み”ではありませんでした。

むしろ、

  • ピクッとしそう
  • 攣りそう
  • 引っ張られる感じ

という感覚です。

この段階では、多くのランナーが「疲労かな」と判断してしまいます。

② 動かせるし走れてしまう

これが最も危険でした。

軽い肉離れは、

  • ゆっくりなら走れる
  • 日常生活は問題ない
  • ウォーキングも可能

というケースが少なくありません。

そのため、 「走れる=問題ない」 と誤解しやすいのです。

③ 走るたびに張りが強くなる

最初は小さな違和感でも、走行距離を重ねるごとに張り感が増していきました。

特に、

  • スピードを上げた時
  • 坂道
  • 疲労時

に症状が強く出るようになります。

この時点で休めば軽症で済む可能性が高いですが、無理をすると悪化しやすいです。

「走れるから大丈夫」は完全に間違いだった

駅伝後、一度は休養を取りました。

しかし、

「少し回復した気がする」 「ゆっくりならいけそう」

と思い、ランニングを再開。

さらに状態確認のつもりが、結果的にハーフ近くまで走ってしまいました。

すると症状は徐々に悪化。

  • 張りが慢性化
  • 違和感が消えない
  • 疲労時に再発する
  • スピードを上げると怖い

という状態になりました。

さらに瀬谷区マラソンでも同じ症状が出現。

当日の詳細については、 【第67回】瀬谷区マラソン攻略|5kmレースの走り方とペース配分のコツ|50代ランナー実体験 でも振り返っています。

特に2km以降は、明らかに無理をしている状態でした。

今考えると、 「走れている」のではなく、「無理やり走っていた」 だけだったと思います。

整形外科を受診|診断は軽度の肉離れ

レース後、不安が強くなり整形外科を受診しました。

診断結果は、

「軽い肉離れですね」

さらに医師からは、

  • 3週間はランニング禁止
  • 最初の違和感時点で止めるべきだった
  • 走り続けたことで回復が遅れている

とはっきり言われました。

まさにその通りでした。

処方は、

  • 湿布
  • 漢方薬(芍薬甘草湯)

でした。

そして最も重要だったのは、

「完全に痛みが消えてから段階的に復帰すること」

という説明でした。

処方された湿布薬と漢方薬の画像
処方された湿布薬と漢方薬の画像

50代ランナーは回復を甘く見ない方がいい

今回痛感したのは、 50代は回復に時間がかかる という現実です。

若い頃なら数日で回復していた違和感も、50代では長引くことがあります。

特にハムストリングは再発しやすく、

  • 焦って復帰する
  • 痛みが残る状態で走る
  • スピード練習を急ぐ

と再発リスクが高まります。

実際、50代になると、

  • 筋肉の柔軟性低下
  • 回復力の低下
  • 疲労の蓄積

が起きやすくなります。

だからこそ、 「違和感を無視しない」 ことが本当に大切だと感じました。

フルマラソン出場を断念した理由

実はこの時期、フルマラソン出場も検討していました。

しかし、

  • 3週間のランオフ
  • 走力低下
  • 再発リスク

を考え、最終的に断念しました。

かなり悔しかったですが、ここで無理をすると長期離脱につながる可能性があります。

結果的には、「休む勇気」が必要だったと思います。

その後の復帰については、 【第69回】肉離れ後のフルマラソン復帰はいつ?50代ランナーが実践する安全な復帰ロードマップ でも詳しくまとめています。

走れない期間にやったこと|回復もトレーニング

ランオフ期間中は、 「何もしない」 のではなく、身体を整える時間として考えるようにしました。

ストレッチ

硬くなったハムストリング周辺をゆっくりケア。

ただし、痛みがある時は無理に伸ばさないことが重要でした。

体幹トレーニング

走れなくても、体幹は鍛えられます。

特に50代は、フォーム維持に体幹が重要だと改めて感じました。

睡眠と栄養管理

回復には睡眠が本当に大切です。

さらに、

  • たんぱく質
  • ビタミン
  • ミネラル

を意識して摂ることで、回復をサポートしました。

ランニング再開までの流れについては、 肉離れ後のランニング再開はいつから?安全な復帰ステップ でも詳しく紹介しています。

50代ランナーが学んだ3つの教訓

① 走れる=治っているではない

軽い肉離れは走れてしまいます。

だからこそ判断が難しいのです。

② 違和感は身体からの重要なサイン

「あれ?」 と思った瞬間に止める勇気が必要でした。

③ 回復もトレーニングの一部

休むことはサボりではありません。

長く走り続けるためには、回復戦略も必要です。

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まとめ|違和感を軽視しないことが最大の予防

今回の経験で一番伝えたいのは、

「違和感の段階で止めることが最大の予防」

ということです。

まとめると、

  • 攣りそうな違和感は要注意
  • 走れても安心しない
  • 50代は回復に時間がかかる
  • 早めの受診が悪化防止につながる

この4つが非常に重要だと感じました。

50代でも、正しく身体と向き合えば長くランニングを楽しめます。

同じような症状がある方は、ぜひ無理をせず、身体の声を大切にしてください。


※本記事は筆者の実体験および医師の診断内容をもとに作成しています。症状には個人差があります。痛みや違和感が続く場合は、医療機関を受診してください。

※本記事内の画像には、AI(ChatGPT / DALL·E)および Canva により作成されたものを含みます。すべて商用利用可能な範囲で使用しています。

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